【お悩み】工場勤務に「体力」ってどれぐらい必要なの？

「工場勤務って、どれくらい体力が必要なの？」工場で働いてみたいと思っても、体力に自信のない方や健康面で不安がある方も多いのではないでしょうか。私自身、運動は嫌い＆苦手で部活もずっと文化部だったので、初めはとても不安でした。でも、いろんな工場で働く中で、「工場勤務に最低限必要な体力や職種別に必要となる体力」について知ることができました。

そこで今回は、私自身の経験をもとに、工場勤務に必要な体力についてわかりやすくお伝えします。工場勤務に興味があるけど体力面で不安のある方は、ぜひ見てみてくださいね！

【お悩み】工場勤務に「体力」ってどれぐらい必要なの？

工場勤務に体力が必要かどうかは仕事内容で決まる

工場勤務は、基本的には事務職や受付といった仕事よりは体力が必要になる場合が多いです。ただ、女性や体力のない方でもできるような仕事もあれば、大きく体力を消耗するような仕事もあります。そのため、体力の必要量は仕事内容によってバラつきがあるのが工場勤務のリアルといえます。まずは、自分がやってみたい仕事がどれくらい体力が必要となるのか、また、どのような仕事であれば体力がない人でも安心して働けるのかを知ることが大切です。

工場勤務の仕事内容別に体力レベルを解説

先ほどお伝えしたように、工場勤務は仕事内容によって体力の必要量が変わります。

仕事タイプ	仕事内容	体力の必要量	主な体力要素	特徴
軽作業系	検品 梱包 仕分け ライン作業	2.5	立ち仕事の持久力 集中力	女性が多く未経験でも始めやすい
機械オペレーター系	機械操作 監視	3.0	立ち仕事 多少の力作業	特定の技能や経験が評価されることもある
組立・加工系	ボルト締め 部品組付け 溶接など	4.0	腕力や持久力 細かな作業の精度	自動車や電子部品工場に多い
物流・倉庫系	フォークリフト 積み下ろし ピッキング	4.5	・腕力や持久力 ・物の持ち運び	重量物を扱うため体力は比較的必要

目安として、こちらの表を参考にすると良いでしょう。ただ、同じ仕事タイプ・仕事内容であっても扱う商品によって体力の必要量は変化するので注意が必要です。例えば、私は食品工場でライン作業をした経験がありますが、20kg前後の原材料を運ぶこともありました。表に当てはめるとライン作業は星2.5ですが、20kgの重量物を運ぶとなると、女性にとってはなかなかキツい力作業になるでしょう。

体力に不安な方が工場勤務を選ぶ場合のポイント

体力に不安がある方は、求人票に「重量物なし」「座り仕事」「女性比率が高い」といったキーワードが記載されていると安心です。筋力や体力がない状態で重量物を扱うと、腰や腕を痛めてしまう可能性もあるので注意しましょう。

また、私の場合は立ち仕事がキツかった印象です。運動経験ゼロで入社した食品工場では、事務作業以外の全てが立ち仕事でした。入社後は、毎日脚が痛くて「座りたいな」と思いながら仕事をしていたのを覚えています。慣れれば全く問題なかったのですが、最初はなかなかハードでした…。

また、女性比率の高い職場もオススメです。重量物や身体に負担がかかる仕事があったとしても、台車や治具などを使い、女性でもラクに作業できるような環境になっていることが多いです。ラクに作業できるようなコツを教えてもらうこともできるので、安心して働くことができるでしょう◎。

工場勤務で体力を維持するコツ

工場勤務で体力を維持する際は、次のようなポイントを押さえて作業すると良いでしょう。

【こまめなストレッチ】
工場勤務は同じ体勢や動きが続くことが多いため、筋肉が固まり疲労が溜まりやすいです。そのため、こまめにストレッチを行い、血行を良くし体をほぐすことを心がけましょう。休憩やちょっとした合間に、首・肩・腰・脚を軽く伸ばすだけでも効果があります。

【睡眠・食事・水分補給】
毎日元気に働くには、日々の生活習慣が非常に重要です。良い睡眠をしっかり取ることで体力がしっかり回復し、翌日の作業に集中しやすくなります。食事は、炭水化物・タンパク質をバランスよく取り入れることで、日々の活力に繋がります。つい忘れがちな水分補給は意識的に行い、くれぐれも脱水症状や熱中症には注意しましょう。

【姿勢や体勢の意識】
立ち仕事や前かがみの作業が多い職場では、姿勢が崩れやすく腰痛や肩こりの原因になります。できるだけ背筋を伸ばし、重心が偏らないように意識すると身体の負担を減らすことができます。座り作業が多い方は、深く座り骨盤が立つようにすると疲れがたまりにくくなるのでおすすめです。

【モノを運ぶときは力を分散させる】
重い物を持つときは、腕や腰だけで支えようとすると体に大きな負荷がかかります。ケガ防止のためにも、必ず身体全体を使い、脚・腰・腕などに力を分散させましょう。無理な体勢での作業は危険なので、「腕だけで持ち上げる」「腰だけに力を入れる」といったようなことは絶対に避けてくださいね。

まとめ｜工場勤務の体力量は「仕事内容」次第で、無理なく働ける職場も多い

今回は、工場勤務をしてみたいけど体力に不安のある方へ向けて、「工場勤務における体力の必要量」をお伝えしました。

工場勤務は、体力に不安のある方や運動経験がない方でも、仕事内容次第で問題なく働ける仕事です。実際に私自身がそうだったように、自分でに合った職場を見つけることで安心して働くことができるでしょう。自分がやってみたい仕事と体力の必要量のバランスをみて、仕事を選ぶことが大切です。

工場勤務女子の情報はまだまだ公開中！
ぜひこちらも覗いてみてくださいね↓↓