こんにちは!
ちひろです◎
今日は、難聴者の私が工場勤務を
選んだ理由を教えちゃう。
難聴者の私が工場勤務を選んだ理由。
障がい者だって働ける。
①電話対応ができなかったから
電話対応。
それは、社会人にとって
絶対に避けられないお仕事。
もう本当に嫌だった、、
私は、工場勤務をする前は
病院で医療事務をしていました。
もちろん電話は鳴りっぱなし。
電話対応を減らしたいと思っても、
他にできるものは受付くらい。
受付でもやっぱり聞こえない…。
そこでも、
やはり難聴の私は
完全に足手まとい。
患者さんの言葉がわからなかったり
再診予約の聞き間違いがあったり…。
いろいろやらかしていました笑。
本当にいろいろ迷惑をかけて
申し訳なかったよ、、
そうなると、
次に目指すのは電話対応がなく
正社員で雇ってもらえるお仕事。
私はデスクワークをやりたかったので
“データ入力”のお仕事を探しました。
でも、正社員の求人は皆無。
あったとしても、
“電話対応無し”ではない。
データ入力だけなんて
そんな良い仕事はないよなぁ。
プログラマーや営業といった
お仕事も考えましたが、
スキル無しコミュ障な私には
とても務まる気がしません…。
プログラミングは勉強したけど
本当に難しくて挫折したの~。
そんな中でひらめいたのが、
「工場勤務」でした!
ここなら、
“電話対応無し”という条件で
探す必要はないっ!
だって、そもそも工場の現場に
電話は存在しないから♡
これならいけるっ!♡
実際に働き始めると1つだけ
電話があることに気づきましたが、
かかってくることは月に1~2回。
私は入社して2年半ほど経過しますが、
電話に出たことは1回しかありません笑。
手が空いてる人が
出る感じかな~。
医療事務の頃と比べて
はるかに働きやすくて満足満足◎。
②1人でできる仕事をしたかったから
長い間難聴と共存していると、
人と会話することが
とても苦痛になってきます…。
私は生まれつき
両耳とも難聴なの~。泣
厳密には“疲れる”という感じ。
永遠に穴埋め問題を
やっているような感覚で、
会話の中で聞こえてくる
少しのワードをもとに
相手の話を予想しながら
会話をしています。
難聴者でなければ経験できない
疲労感だと思います…笑。
めちゃくちゃ疲れる、、
そんな私は、誰かと協力して
働きたいというよりも
1人で完結できる仕事をしたい
という気持ちがありました。
そうすれば、人との関わりを
最小限に減らせるのではないか、と。
工場ではモクモクと仕事を
進められる印象があったので、
工場勤務をしたいと思うように
なりました◎。
その方が余計なストレスが
かからないから、いいな~って。
実際に仕事をしてみると、
社員さん同士の協力が必要な場面は
意外と多いことに驚きました!
もちろん疲労感はありますが、
医療事務のころと比べれば
良くなったかなと感じています♡
私に事務職は向いてなかった…笑。
難聴者にとって、人との
コミュニケーションは大きな壁に。
工場勤務は、他の仕事に比べ
コミュニケーションが少ないので、
難聴者にとって
働きやすいと思いますよ♡
③聞き返しやすいから
職場にもよりますが、
工場はけっこううるさいので
必然的に聞き返す人が増えます。
そういった雰囲気なら、
「難聴がバレないのでは?」
「聞き返しやすいのでは?」
そんな思惑もありました笑♡
聞き返しやすいかどうかは
私にとってすごく大切なの!
これは、最終面接の前に工場見学を
したときに感じたことです◎。
案内をしてくれる方が、
機械音に負けないくらいの声量で
ゆっくりと話してくれたことが
とても印象的でした!
そんな環境なので、
聞こえなかったところを
聞き返す罪悪感も少ないんです♡
聞き返すのに罪悪感なんて
あるの?と思う人もいるかもね…。
難聴者の方は、
聞き返したときにこんな風に
言われた経験はありませんか?
「だから〇〇だってば!!」
「〇〇だって言ってるじゃん!!」
「~~。(音量変わらずまた聞き取れない)」
「もういいよ。」
どうでしょう。
精神的に辛くないですか…?
私はこういった経験が多くて、、
聞き返すことが怖くなり、
聞き返さずにテキトーに相槌を
打つことも多々あります。
この辛さはなかなか理解して
もらえないからなお辛い、、
でも、工場勤務ではあまり
こういった経験はないです!
もともと騒がしい環境なので、
難聴を患っていない人も
「え??笑」
「なんて~??笑」
と言いながら頑張ってコミュニ
ケーションを取っています!
私的にはとても嬉しい環境ですよ♡
騒音で難聴が悪化したり耳鳴りが
発生する人もいるから注意してね!
工場見学を通して、
自分でも働けるかどうか
見極めることが重要です◎!
④難聴であることを忘れられるから
工場勤務は、
1人でコツコツ取り組む仕事が多く
聞き返しも気軽にできる環境です。
そんな中で仕事をしてみて
感じたことは、
「工場勤務なら難聴であることを
気にせず働ける」ということ。
仕事中のストレスが減った!
今まで耳が聞こえないことが
コンプレックスで、
嫌で嫌で仕方がなかった私。
特に前の仕事では
自分の耳の不便さに苛立ち、
「健康な耳が欲しい」という
気持ちが常にありました。
毎日、「耳さえ良ければ…」と
思いながら仕事をしていたよ。
でも、工場で働いている間は、
自分が難聴であることを忘れて
仕事に打ち込めています♡
それは、私にとって
すごく大きな変化でした◎。
難聴が原因で困ったことは?
私は、工場勤務を選んだことに
後悔はしていません◎。
でも、どうしても困ってしまう
こともありました…。
それはこんな場面です。
・面接
・遠い場所での朝礼
・プレゼンや報告会での質疑応答
・食事中の会話
・Zoom会議
このような感じです。
ライン以外のお仕事で
困ることが多いかも…!
まず困ったのは面接。
面接官との距離が遠いほど、
部屋が広いほど聞こえづらく、
とても不便だったように感じました。
とにかく必死に面接官の声を聴いて、
なんとか答えられていたような…。
工場関係なく、面接はいつも
困り果てていた気がする、、
それと同じ理由で、
入社後のプレゼンや
報告会なども苦手です、、
少し以外かもしれませんが、
食事中の会話も
できれば控えたいところ。
食事中は声が小さくなったり、
向かい合って食べることで
距離が離れたりしますよね!
それがけっこう話しづらくて…。
社員食堂では、私は少人数で
食べることが多いです◎。
最近は1人で食べることも!!
全然寂しくないよ!笑
基本的な業務では
あまり困ることはありませんが、
ときどき「聞こえないな」と
感じることも。
私が難聴であることを知っているのは
上層部の人だけなので仕方ありませんが…。
まとめ
今回は、難聴者の私が工場勤務を
選んだ理由を書いてみました。
工場は私の大切な居場所。
同じ悩みを抱えている方、
私はあなたの味方です◎。
自分が少しでも居心地が
良いと思える場所で働こう!
他にもまだまだ公開しています!
ぜひ見てみてくださいね↓↓
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